旅行会社の前のパッケージツアーパンフレットを持ち帰り
「この旅行を申し込もう!
ツアー内容も良いし、金額も日数もちょうどいい!」と
旅行会社で無事申し込みも完了。
あとは楽しみにして出発するのみ!
と安心したのに、出発1ヶ月を切ったところで
「最少催行人数に達していないので、この旅行は行けなくなりました。
日程の変更を頂くか、もしくは旅行代金の全額返金を行わせていただきます」
ん?え?はぁ?
これはわたし自身がパッケージツアーでフランスに旅行しようとした時の実話であり
それ以降、パッケージツアーを申込む前に気をつける点を体得した経験談。

パッケージツアー旅行の気をつける8つの盲点
- 出発日
パンフレットには毎日催行と書いてありながら除外日がある - 利用航空会社
未定の場合が多く、直前まで出発・到着時間がわからないので全体の行程が組みにくい
出発のいつ頃に決定するのか?大体の目安を聞いておくことで不安は軽くなります - 利用ホテル
航空会社同様、直前までわからないので場所がどこなのか。どんなホテルなのかわからない。
出発のいつ頃に決定するのか?大体の目安を聞いておくことで不安は軽くなります - 添乗員
日本出発空港から日本人添乗員が同行する場合と、現地到着後に現地係員が案内する場合がある
(日本語が話せると記載があっても、ゆっくり話さないと通じない等係員の日本語理解力は行ってからのお楽しみ) これは当たり外れがあるのでお楽しみとしておきましょう(笑) - 別途料金が多い
燃油サーチャージ料込みとパンフレットに記載はあっても、国内空港施設使用料・旅客保安サービス料
・国際観光旅客税(出国税)及び現地空港税等は別途必要ですと記載がほとんど。
旅行代金だけ見ては喜ばない。税金等を含めた総額で比較するべし! - ツアー内容の変更中止に関して返金がない場合もある
ツアーに含まれているイベント等が天候や催行側都合で中止となった場合でも返金がないこともある
気になるイベントの対応は事前に聞いておくと不安は軽くなる - 一人参加の場合、旅費が高くなる場合がほとんど
基本が2名一室設定からなので、一人参加は高くなるのがほとんど - 最少催行人数
ツアーが催行される最少人数があらかじめ設定されている。近隣国のツアーは2名程度の少ない人数で
設定されているが、ヨーロッパやアメリカなど遠距離のツアーは最少催行人数が20名前後と設定人数が
高い。出発確定日を選ぶことで回避できる
最少催行人数に達しない場合はどうなるのか?
わたし自身が某大手旅行会社パッケージツアー
「フランス・パリとモン・サン・ミシェルを巡るツアー」に申し込んだのは
出発予定のおよそ2ヶ月前。
申込み時、旅行会社側からはもちろん最少催行人数の説明などはなく
そんなものがあることすら知らなかったまだ24歳の小娘(笑)
出発を3週間前になった頃に旅行会社から入電。
「最少催行人数に達してないので、ご希望の日程で旅行はできません。
日程を変更頂くか、もしくは旅行代金の全額返金とさせていただきます」
旅行会社から出された提案は…
・同じ内容のツアーならば、◯日と◯日ですと最少催行人数を上回っているので
出発が確実です。その際、旅費の差額分はお客さま負担。
・フランス行きでも、少し異なるツアーへの変更 差額分は返金もしくは徴収
・取消料なしの全額返金
ここでデメリットになるのが
あちら側の都合による日程変更やツアー変更なのに差額が生じた場合は
旅行会社が負担するのではなくお客側のわたし自身であること。
これが最少催行人数の盲点だ!
パンフレット裏面に「募集型企画旅行契約」と書かれた案内文があり
そこには、企画・募集し実行する旅行契約であり条件が満たない場合は中止となることも
ございます…と丁寧なお言葉で書いておられます(泣)
要するに
双方ともに内容を理解した上での契約旅行という形になるんでしょうね。
わたしも友人も会社には有給申請を出し
仕事場にも影響ない時期と選んだ日程にツアー内容もちょうど良い。
もちろん旅費も夏休み前だから安く行ける!
やっとフランスに行ける!と準備万端だった訳で
「知らなかった…」では悲しい話。
結果、日程変更をし同じツアーを少しだけ上乗せして旅してきましたよ(笑)
よく利用するパッケージツアーだからこそ
見えない盲点を知っておきましょう!
