この記事は、以下のような方におすすめです。
- 日本入国前PCR検査「陽性」が出てしまい、いつ日本へ帰れるのか不安になっている方
- 海外旅行へ行きたいけど「陽性」が出たら怖いと感じている方
結論から言いますと、「陰性ガチャ」のような何度もPCR検査を受ける必要はなく各国公館が発行する「レター(回復証明書のようなもの)」で日本への帰国入国が認められています。
つい先日、YouTube登録者数3.48万人いる「週末海外ノマド・ダイスケ」チャンネルさんに、コッチのツィートが参考ツィートとして紹介されました↓
今現在、厚生労働省は海外から日本へ入国するすべての人は「出国前72時間以内の陰性証明書」が必要です。
検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要です。「出国前72時間以内の検査証明書」が提出できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないことになります。
陰性証明書が必須書類のため「行きは良い良い帰りは…」といった状況で、日本人が海外から戻ってくる方が困難なケースがあります。
万が一、渡航先でコロナに罹ってしまい体調が回復しても体内にウイルスが残る一定期間はPCR検査で偽陽性が続き帰国が困難になるといったことも実際に起こっています。
以下は「コロナ 陽性 回復」で検索した際に、わかりやすく説明されているサイトがありましたので引用させていただきました。
コロナウイルスに感染すると、その遺伝子は体内で平均で20日間程度は残り続け、その間は感染性がなく病気としては治癒している状態にも関わらずずっとPCR検査が陽性となってしまうという仕組みです。
※東京ビジネスクリニック公式サイトより引用
日本政府が公式に「出国前72時間以内の陰性証明書」と明記している以上、陰性証明書が発行されるまで航空会社は乗客を搭乗させることができず、日本へ帰国することができません。
ですが、米国の入国は陰性証明書もしくは回復証明書の提示で入国が認められています。
米国へ渡航する米国人を含めた全ての方は、米国に出発する航空便の出発時間の1日以内に検査を受けた検査証明(陰性)又は新型コロナウイルス感染症からの回復を証明する文書の提示が必要となるとしています。
※在デトロイト日本国総領事館公式サイトより引用
米国のように回復証明書での入国が日本政府が公式に認めていないため、帰国が困難な場合が考えられるわけです。
現在コッチはマレーシアに滞在しており帰国で陽性が続いた場合が気になり、在マレーシア大使館へ問い合わせ「外務省の許可がおりれば当館からレター(回復証明書のような書式)を発行し帰国ができます」と返事をいただきました。
そのほかにもツィッターでタイの日本大使館へ問い合わせた方のツィートも発見したので参考にしてください。
在マレーシア大使館へメールにて問い合わせ
5月10日に在マレーシア大使館へ以下の内容で質問メールを送りました。
「現在は日本へ帰国する際に、陰性証明書が必要ですが、一度コロナに罹ると回復していても陽性が出てしまうケースがあるようです。
その場合、陰性証明書の代わりに回復証明書という書式を大使館側で発行していただき航空機に搭乗することは可能でしょうか?」
5月11日在マレーシア大使館の職員の方から以下の返信がありました。
当館からのレターを発行させていただくには、以下のような流れになります。
例えば、今までコロナに罹患した経験がなく、5/10にはじめて陽性と判明した場合、マレーシアの規定に従い、原則7日間の自宅隔離をしていただく必要があります。
日本行きの飛行機に搭乗できるのは、はじめて陽性が判明してから2週間後になります。その前に、マレーシア医師からの回復レター(診断書)と5/10付の陽性証明を当館に提出していただき、当館から外務省の許可を取得します。取得には最低でも3日程度(土日祝日除く)かかるので、余裕を持って出発の一週間前から手続きされることになるかと思います。
外務省の許可を得たら、当館からレターを発行させていただきます。
最後に、日本入国時の検査で陽性となった場合には、検疫が指定する療養施設に入所していただく必要があり、そのまま自宅まで移動することはできません。
(※ 入国時の検査で陽性になった場合の流れについては、厚労省相談窓口に確認してください。)
この結果からも医師からの回復レター(書式問わず)を取得し在マレーシア大使館へ提出すれば外務省の許可を得て、在マレーシア大使館がレターを発行し帰国できる流れが確認できます。
タイ大使館からの回答もあり
Twitterでタイ大使館へ問い合わせた方も同様の案内をされいることが確認できました。
コロナ回復後に陽性が続き帰国できない方。回復証明と陽性結果を現地大使館に提出。2営業日程で帰国のためのレターが発行されてPCR陽性でも帰国できます。厚労省は公開してませんが問合せした人のみが知ることのできる公式情報です。外務省曰く緊急性など特別な理由は不要。
— なごやん (@maisaapna) May 19, 2022
なごやんさんのツィートをひとつひとつ整理していくと、以下の内容になります。
- 厚労省は公開していないが、問い合わせた人のみが知る公式情報であること
- レター発行には、日本国籍であれば緊急性や特別な理由は不要であること
- 大使館から外務省へレター発行許可がおりればレターは3営業日程度で発行されること
- レター発行後、大使館が航空会社に連絡を入れるため搭乗拒否を受けることは考えにくこと
大使館から依頼があれば原則2営業日以内に回答する。これは要人などのための措置ではなく、一般の方も同様ですと。
結論。厚労省:回復証明の場合は現地公館に相談してね。厚労省としては認めていないわけではないからね。
— なごやん (@maisaapna) May 27, 2022
外務省:承認に緊急性や特別な理由は求めてないよ。要人など特別な人のための措置ではなくて一般の日本国籍者も同様ですよ。
大使館:原則陰性証明必須。ただし、緊急性があればレター発行の可否を外務省に聞くよ。外務省が承認したらレター発行して航空会社にも連絡しとくよ。
— なごやん (@maisaapna) May 27, 2022
私が在マレーシア大使館とのメールとのやりとりとほとんど同様です。
これらの結果から「陰性ガチャ」のように、何度も高いお金を払ってPCR検査をする必要はなくなります。
ただ渡航先で陽性反応が出た場合、各渡航国での隔離待機期間が設定されているので、その隔離期間経過後の出国になります。(マレーシアは原則隔離7日間です)
このような隔離期間やコロナ感染治療補償のために、海外旅行保険への加入は必須です!
海外旅行保険・家族特約付帯おすすめクレジットカード
海外旅行保険は渡航先でのコロナに対する治療やその他の病気やケガはもちろん、携行品の盗難・破損といったものまで補償してくれます。
とくに子どもは渡航先で下痢・嘔吐をしたり熱が出てきたり…なんてことは普通に起こりうるので、子どももしっかり補償をつけて海外旅行へ出発前に必ず加入しておきましょう!
空港内で海外旅行保険に加入している人を以前はよく見かけまましたが、出発する家から帰ってくる家までが補償対象になるので、出発前日までに加入するのがベスト!
さらにコロナ禍の渡航には海外旅行保険加入は必須です。渡航国によっては入国条件に海外旅行保険の加入が条件の国もあるので注意が必要です。
【保険】と聞くだけで固まってしまったり難しそうって思う人もいますが、万が一の時に自分と家族を守る大切なお守りです。この機会にしっかりとポイントを抑えましょう!
この記事では以下の項目で具体的に紹介していきます。
- 海外旅行保険の種類、補償項目
- 節約できる保険の掛け方
- おすすめの家族特約ありクレジットカード
クレジットカード付帯保険はカード本人にしか補償がつかないものと、同居家族まで補償がつくなど多岐にわたります。
この記事では、1枚のクレジットカード付帯保険でなおかつ同居家族(子供)も保障範囲になるおすすめクレジットカードの紹介です。
クレジットカード付帯保険には利用付帯と自動付帯がある
クレジットカードには海外旅行保険が付帯しているクレジットカードがあります。
まずはあなたが所有しているクレジットカードの海外旅行保険が付帯しているかどうかチェックしてみましょう!
わからない時はカード会社に問い合わせてみるのが確実!
問い合わせたときに、利用付帯・自動付帯といった言葉で返答されることが多いので、この言葉の意味を理解しておきましょう。
- 自動付帯…クレジットカードを所有しているだけで出国すると海外保険が補償対象
- 利用付帯…旅費の交通費(航空券など)をそのカードで決済すると補償対象
利用付帯を発動させる条件
「旅行」(日本出国から入国まで)に関する決済が以下のどれかに該当すること。
- 出国前に「公共交通乗用具の利用代金」をカード決済している
- 出国前に「宿泊を伴う募集型企画旅行の旅行代金」をカードで決済している
- 上記2点が対象外の場合、出国後に現地で「公共交通乗用具の利用代金」をカード決済する
すべてのクレジットカードがこの条件に当てはまるわけではなく、日本出国前の決済にしか補償しませんと明記しているクレジットカード会社もあるので注意が必要です。
補償の対象者がクレジット会員本人のみなのか、家族(妻もしくは夫と子ども全員)も対象者か確認が必要。
クレジットカード付帯海外旅行保険の多くは、カード会員である本人しか補償対象者になっていないことが多い。(家族カードを配偶者が所有していると本会員・配偶者までが対象の場合が多い)
対象者でない場合、配偶者や子どもには別で海外旅行保険に加入する必要性が出てきます。
2. 海外旅行保険に必要な補償額ってどのぐらい?
外務省公式「世界の医療事情」を見てもわかるように、数百万〜1,000万円なんて高額な医療費に驚いて不安になってしまいます。
もちろん手厚くすれば心配はないものの、万が一の海外旅行保険に数万円という海外旅行保険料も頭を悩ます原因です。
ジェイアイ傷害火災保険会社2017年度の調べ…
・事故発生率 3.42%(29人に一人)
・補償項目別 1位 治療・救援費用 2位 携行品 3位 旅行事故緊急費用
・世界で高額医療費用が発生 最高額3,588万
・シニア層の高額費用発生件数 64歳未満の約4倍。
この情報の中で読み取れることが事故に遭う率は少なく、発生率は65歳以上が圧倒的に多い。
そして世界の医療費はびっくりするぐらい高額だ…ということ。
この記事を書きながら色々と調べた結果、ここ数年で日本人を相手に高額な医療費請求をされるケースが後を絶たないようです。
実際に海外の病院で受診した場合…
アジア 300万円〜500万円
ヨーロッパ 400万円〜600万円
ハワイを含むアメリカ 1000万円前後
この程度の医療費が掛かってくると言われています。
つまり、クレジットカード1枚の付帯保険だけでは海外の医療費はまかなえない可能性があるということです。
今までの海外旅行保険の常識はクレジットカード自動付帯でしたが、ここ1年で各社クレジットカード付帯保険が自動付帯から利用付帯へと改悪が続いています。
コッチはクレジットカードの自動付帯と利用付帯を組み合わせて補償額と保険料の節約をしています。
3. 本当に必要な補償だけで保険料を節約!
死亡・後遺障害補償(◎) | 不慮の事故や病気で死亡もしく後遺障害が残った場合に支払われる補償 |
---|---|
傷害治療費用保険(◎) | ケガが原因で治療を受けた場合に支払われる補償 |
疾病治療費用保険金(◎) | 病気が原因で治療を受けた場合に支払われる補償 |
損害賠償責任保険(◎) | 他人の身体を傷つけたり、器物を破損したり、法律上賠償責任を負った時の補償 |
救援者費用(◯) | 継続して入院などが必要になった際に、日本国内から家族が現地に向かう渡航費や宿泊費を補償。 |
携行品損害(△)… | 携行している身の回り品が盗難や偶然の事情で破損した場合の補償 |
死亡後遺障害…親である私たちが死亡・後遺障害になった時に家族の負担にならないためにも必要。
治療・疾病・損害賠償責任は…子どもが病気やケガしたり物を壊したりした時に使うリスクが高い。特にコロナの治療費は各国で高額なケースがある。
救援者費用…家族全員で旅行の場合救援者を呼ぶとなると実家の両親や多くても2人であり、渡航先が近隣国であれば渡航費用はそれほど高くないのであれば良い程度。
携行品損害…自分の身の回り品なのでレンタル品などを利用する場合はあれば良いが、自分のスーツケースやカメラの場合は必要あってもなくてもどちらでも良い。自分できちんと管理できれば使うことはないと思います。
クレジットカード付帯保険は合算できる
複数のクレジットカードで付帯する海外旅行保険を合算して、補償額をアップすることができます。
合算ができるのは疾病傷害治療補償額です。(死亡高度障害は1社のみ補償)
実際に海外の病院で受診した場合…
アジア 300万円〜500万円
ヨーロッパ 400万円〜600万円
ハワイを含むアメリカ 1000万円前後
この程度の医療費が掛かってくると言われています。
医療費がバカ高いアメリカに関しては…カード5枚ぐらいあればなんとかなるかもしれないですがクレジットカードの維持も面倒になるので、プラスで単体の海外旅行保険に加入するのが良いです。
セゾンアメックスゴールド
クレディセゾンが発行するセゾンアメックスゴールドは、年会費と保険の内容や補償額からいちばんおすすめできるクレジットカードです。
基本的なカード情報は以下の通りです。
基本情報 | |
年会費 | 11,000円(家族カード1,100円) |
国際ブランド | アメックス |
保険付帯条件 | 利用付帯 |
キャッシュレス診察 | ○ |
家族特約範囲 | 子供○・配偶者○・同居親○ |
家族特約の被保険者の範囲は、本会員の配偶者、本会員または配偶者と生計をともにする同居の親族、本会員または配偶者と生計とをもとにする別居の未婚のお子様です。
カード本会員が行かない旅行でも家族特約が対象になり、家族特約は家族カードを持っていない配偶者や子供だけでなく、同居の親までが補償対象になります。
家族の人数が多いほど、年会費11,000円は掛け捨て海外保険料と比較すると元を取れることもあります。
セゾンアメックスゴールドの補償内容は以下の通りです。
カード本会員補償額 | 家族補償額 | |
死亡・高度傷害 | 5,000万 | 1,000万 |
傷害治療費用 | 300万 | 300万 |
疾病治療費用 | 300万 | 300万 |
携行品損害 | 30万 | 30万 |
賠償責任 | 3,000万 | 3,000万 |
救援者費用 | 200万 | 200万 |
いちばん重要な疾病傷害治療に関して家族も同額の300万円を保証でき、かつ年会費11,000円というバランスからも他社ゴールドカードも少ないです。
セゾンゴールドアメックスカードを持つべき人
セゾンゴールドアメックスをおすすめする人は以下の通りです。
- 18歳未満の子供がいる
- 年会費が許容範囲と思える
- 家族カードを作りたくない
掛け捨て海外旅行保険は人数で保険料が計算されるため、家族の人数が増えれば高くなりますが、セゾンゴールドアメックスは年会費+利用付帯なので、旅行代金の支払いや空港までの電車代で利用すればOKです。
また、家族カードを発行していなくても配偶者や同居家族まで同額保証対象になるゴールドランクのクレジットカードでは少なく、家族カード1,100円を節約することができます。
コッチはJALマイルへの還元率が最大1.75%を叩き出すセゾンアメックスゴールドをメインカードとして決済してJALマイルを貯めてマレーシアまで子供と3人ビジネスクラスで渡航しました。
自宅から空港までの電車代でセゾンアメックスゴールドで決済をして利用付帯条件を満たし、出国後90日以内の親子で300万の手厚い補償を確保できました。
マリオットアメックスプレミアムカード
マリオット×アメックスが発行するマリオットアメックスプレミアムカードは、旅好きには絶大な人気で、リッツ・カールトン・シェラトン・ウェスティンを束ねるマリオットグループへ無料宿泊券がプレゼントされるなど特典も多く、旅行好きな方におすすめできるクレジットカードです。
基本的なカード情報は以下の通りです。(※8月1日よりカード決済必須)
基本情報 | |
年会費 | 49,500円(家族カード無料) |
国際ブランド | アメックス |
保険付帯条件 | 利用付帯 |
キャッシュレス診察 | ○ |
家族特約範囲 | 子供○・配偶者○・6親等の親族まで○ |
※ ご家族とは、基本カード会員様の配偶者、家族カード会員と生計を共にするお子様/ご両親などの親族をさします。親族とは6親等以内の血族、3親等以内の姻族の方をいいます。
カード本会員が行かない旅行でも家族特約が対象になり、家族特約は家族カードを持っていない配偶者や子供だけでなく、親族までもが補償範囲になります。
年会費が高いですが家族カードは1枚まで発行無料なので、家計が合算できてお金の管理が便利です。
マリオットアメックスプレミアムカードの補償内容は以下の通りです。
カード本会員補償額 | 家族補償額 | |
死亡・高度傷害 | 1億 | 1,000万 |
傷害治療費用 | 300万 | 200万 |
疾病治療費用 | 300万 | 200万 |
携行品損害 | 50万 | 50万 |
賠償責任 | 4,000万 | 4,000万 |
救援者費用 | 400万 | 300万 |
いちばん重要な疾病傷害治療に関して300万円を保証できます。
マリオットアメックスプレミアムカードを持つべき人
マリオットアメックスプレミアムカードをおすすめする人は以下の通りです。
- 18歳未満の子供がいる
- マイル還元率の高いクレジットカードが欲しい(最大1.25%)
- 家族カード無料のクレジットカードが欲しい
掛け捨て海外旅行保険は人数で保険料が計算されるため、家族の人数が増えれば高くなりますが、年会費+利用付帯なので、旅行代金の支払いや空港までの電車代で利用すればOKです。
マリオットアメックスプレミアムカードは年会費がとても高いですが、毎年更新時にプレゼントされる無料宿泊券を使って年会費以上のホテルへ宿泊することもできます。
コッチはJALマイルへの還元率が最大1.25%を叩き出すマリオットアメックスプレミアムカードをサブカードとして決済しています。JALマイルを貯めてマレーシアまで子供と3人ビジネスクラスで渡航しました。
自宅から空港までのリムジン代でマリオットアメックスプレミアムカードで決済をして利用付帯条件を満たし、親子で300万と200万の手厚い補償を確保できました。
三井TRUSTプラチナVISAカード
三井トラストが発行するクレジットカードで、ゴールドカードよりもグレードの高いプラチナカードです。
そのため、海外旅行往復の空港荷物送迎やプライオリティパスが無料付帯するだけでなく、海外旅行保険も他社プラチナカード以上のメリットがあり、短期より長期で海外へ滞在される方には非常にメリットの高いクレジットカードです。
基本的なカード情報は以下の通りです。
基本情報 | |
年会費 | 38,500円(家族カード無料) |
国際ブランド | VISA |
保険付帯条件 | 利用付帯 |
キャッシュレス診察 | ○ |
家族特約範囲 | 子供○・配偶者○・6親等の親族まで○ |
※親族とは、6親等以内の血族または3親等以内の姻族となり年齢制限はありません。※家族特約の対象となるか公的書類で確認させていただくことがあります。
三井トラスト海外旅行保険詳細ページ
カード本会員が行かない旅行でも家族特約が対象になり、家族特約は家族カードを持っていない配偶者や子供だけでなく、親族までもが補償範囲になります。
年会費が高いですが家族カードは1枚まで発行無料なので、家計が合算できて便利です。
三井トラストプラチナVISAカードの補償内容は以下の通りです。
カード本会員補償額 | 家族補償額 | |
死亡・高度傷害 | 1億 | 1,000万 |
傷害治療費用 | 500万 | 500万 |
疾病治療費用 | 500万 | 500万 |
携行品損害 | 100万 | 100万 |
賠償責任 | 5,000万 | 5,000万 |
救援者費用 | 500万 | 500万 |
いちばん重要な疾病傷害治療に関して家族も同様に500万円をが補償されます。
三井トラストプラチナVISAカードを持つべき人
三井トラストプラチナVISAカードをおすすめする人は以下の通りです。
- 18歳未満の子供がいる
- 医療費が高額な国へ渡航する
- 長期(3ヶ月以上)で渡航滞在をする
掛け捨て海外旅行保険は人数で保険料が計算されるため、家族の人数が増えれば高くなりますが、年会費+利用付帯なので、旅行代金の支払いや空港までの電車代で利用すればOKです。
カードブランドがVISAなので世界中のどの国でも利用ができる点が持っていて役に立つクレジットカードです。
またセゾンゴールドアメックやマリオットプレミアムと大きく異なる点が、「カード利用日から90日補償」です。
セゾンゴールドアメックスやマリオットプレミアムは、日本を出国してから90日以内が補償期間と規約に定められています。
旅行であればまったく問題はありませんが、もし90日以上の渡航滞在の場合は90日を過ぎてしまうと無保険になってしまいます。
日本の海外旅行保険は日本を出国してから帰国するまでをひとつの行程と定めているため、補償が切れてしまったあとに新たに海外旅行保険に加入することができません。
ですが、三井トラストクラブプラチナVISAカードは「カード利用日から90日補償」なので、出国後90日以上経ってから三井トラストクラブプラチナVISAカードで現地の公共交通器具の利用で決済をすれば、その日から90日以内が補償されます。
このような裏技的なことができる数少ないクレジットカードです。
- セゾンアメックスゴールドで日本出国空港まで電車代を決済する→出国から90日間補償
- 出国から90日経過目前に、三井トラストクラブプラチナVISAカードで現地の電車代を決済する→その日から90日間補償
結果的に、日本を出国から180日間は海外旅行保険に加入した状態が続きます。
それ以外にも、他社のクレジットカード付帯の海外旅行保険以外に三井トラストクラブカードを保有している会員や家族が追加で海外旅行保険に加入できる海外旅行保険プラス(有料)という商品があります。
- カード付帯保険を手厚くしたい
- 1枚のトラストカードしかないので補償期間を延長したい
- カードを持っていない親族や知人の海外旅行保険を加入させたい
医療費が高額な国に旅行する場合は、親子揃って500万円の疾病傷害補償がとても安心につながります。
ミライノカードゴールド
住信SBIネット銀行が発行するミライノカードゴールドは、年会費が安く保険の内容や補償額からおすすめできるクレジットカードです。
基本的なカード情報は以下の通りです。
基本情報 | |
年会費 | 3,300円(家族カードなし) |
国際ブランド | JCB |
保険付帯条件 | 利用付帯 |
キャッシュレス診察 | ○ |
家族特約範囲 | 子供○・配偶者○・同居親○ |
①カード本会員の配偶者
②カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする同居の親族
③カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする別居の未婚の子
家族特約は家族カードを持っていない配偶者や子供だけに補償がされます。
年会費は安く、年間100万円決済で翌年度の年会費が無料になる特典はカードを保有し続けるのも比較的かんたんになります。
ミライノカードゴールドの補償内容は以下の通りです。
カード本会員補償額 | 家族補償額 | |
死亡・高度傷害 | 5,000万 | 1,000万 |
傷害治療費用 | 500万 | 250万 |
疾病治療費用 | 500万 | 250万 |
携行品損害 | 50万 | 25万 |
賠償責任 | 5,000万 | 2,500万 |
救援者費用 | 300万 | 150万 |
いちばん重要な疾病傷害治療に関してプラチナカード匹敵する500万と、家族にも250万円を保障でき、かつ年会費3,300円というお得さからも年会費を捻出したくない家庭にはぴったりです。
ミライノカードゴールドを持つべき人
ミライノカードゴールドをおすすめする人は以下の通りです。
- 18歳未満の子供がいる
- 年会費は無料もしくは格安を希望する
- 長期(3ヶ月以上)で渡航滞在をする
しかし、問題点がカードブランドがJCBであるため渡航国によっては現地の公共交通機関で決済ができない問題がありえます。
ですが、三井トラストプラチナVISAカードと同様「カード利用日から90日補償」です。
そのため、長期で渡航する方にとっては裏技的な利用ができるため日本国内で旅費を決済するよりかは現地で公共交通機関を利用する際に決済した方が、ミライノカードゴールドのメリットを最大限に活かすことができます。
このように裏技的なことができる数少ないクレジットカードです。
- セゾンアメックスゴールドで日本出国空港まで電車代を決済する→出国から90日間補償
- 出国から90日経過目前に、三井トラストクラブプラチナVISAカードで現地の電車代を決済する→その日から90日間補償
- 三井トラストプラチナVISAカードの保険期間が切れる前にミライノカードゴールドで現地の電車代を決済する→その日から90日間補償
理論的に、日本を出国から270日間(9ヶ月)は海外旅行保険に加入した状態が続きます。
医療費が高額な国に旅行する場合は、本会員は500万円・家族は250万円疾病傷害補償がとても安心につながります。