こんにちは。マイルライフトラベラーコッチ(@mile_kocchi)です。
外資系ホテル予約サイトと日系ホテル予約サイトの違い
ひとことで「海外ホテル予約」といってもたくさん予約サイトがある中で、運営会社が外資系と日系に分かれます。
外資系ホテル予約サイトは宿泊掲載件数が多く、ホテル以外に民泊やホステルといった宿泊施設も取扱がありさまざまな宿泊施設を選べます。
日本人が求めるようなきめ細やかなサービスには期待できず、予約後のやり取りもメール対応が多いです。
英語が話せる・海外旅行に行き慣れた方は、宿泊価格が日系より安いのでおすすめ。
日系ホテル予約サイトは外資系に比べると宿泊掲載数が多くはなく、日本人向けのホテル施設が掲載されています。
そのデメリットがゆえに宿泊先では日本人をよく見かける…なんてこともあります。
独自ポイント・クーポンなど割引サービスが多数あり、日本人が求めるきめ細やかなサービスやサポートが手厚く、旅行者への安心感はあります。
海外旅行初心者なら日系ホテル予約を使うのがベスト!
おすすめ旅行ホテル予約サイト3選
コッチが今までの旅行で実際に利用して良かった旅行予約サイト上位3サイトは以下のとおりです。
じゃらんを利用するメリット
- 運営会社が大手のリクルート社なので安心
- 限定ポイントなどのクーポン割引が充実
- じゃらんポイント(Ponta・dポイント)はJALマイルへ交換できる
- レンタカーなどオプションも充実
なんと言っても大手リクルート社が運営する老舗の旅行予約サイトなので検索が非常に使いやすく、質問等は電話対応もしくはメールでできるところが旅行初心者には助かります。
2019年9月末でじゃらん海外ホテル予約のサービスが終了し、国内宿泊予約だけになってしまったのが本当に残念です。
じゃらんのサービスを利用することで、じゃらんポイント(Ponta・dポイント)が貯まることでJALマイルに交換できるのがメリットです。
国内ホテルだけでなくじゃらんレンタカーの割引クーポンもよく発行しているので、よりお得に利用できる機会が多いのが特徴です。
楽天トラベルを利用するメリット
- 運営会社が大手の楽天なので安心
- 限定ポイントなどのクーポン割引が充実
- 楽天ポイントはJAL・ANAマイルへ交換できる
- レンタカーなどオプションも充実
じゃらんと同様で、運営が大手の楽天なので安心できます。
クーポンの発行がじゃらんよりは少なく、0・5の日や楽天マラソンなどを利用して後日に楽天ポイントがたくさん加算されるの方が多い印象です。
クーポンで予約段階の決済額が安くなりやすいじゃらんとは異なり、「実質いくら」が好む方は楽天の方がいいです。
Booking.comのメリット
- 掲載件数が世界一
- 宿泊施設が多様(ゲストハウス、B&B、アパートメント)
- キャンセル料無料プランが多い
人数の多い旅行は部屋が狭かったり2部屋に分かれたりと予算が絡むことがあります。
Booking.comは宿泊施設にゲストハウス・コンドミニアムなども含まれているので宿泊先を選ぶ選択肢が広くなります。
キャンセル料無料プランが多いので子供の体調悪化で急な変更にも対応しやすいのが特徴です。
海外旅行はほとんどBooking.comもしくはホテル公式サイトからの予約で利用してきましたが、今までトラブルに遭った経験はありません。
海外ホテル予約サイトで気をつける点
海外ホテル予約サイトで宿泊施設に対して「口コミ」を参考にされる方が多く、直接ホテル名で検索することでそのホテルに泊まった方の宿泊レポートはとても役に立ちます。
ですがそこに書かれていない本当に気をつけなきゃいけないことがあります!
「表示された価格」
「そんなの当たり前じゃん!」と聞こえてきそうが、見たまんまの金額に気をつけましょう!
- 税金等が含まれた総額表記なのか?
- 現地通貨表記の場合、日本円参考価格表記なのか?
この2点について詳しく解説していきます。
税金等が含まれた総額表記かどうか?
単純に宿泊料金だけを記載して「他社よりも安く見えるための表記」をしている場合があります。
国内宿泊予約サイトであれば「消費税・サービス税・」といった総額を支払うので予約手続きを進めていくと総額表記が最初に明記されます。
※入湯税に関しては現地で追加徴収です。
例:じゃらん沖縄のホテルを検索し進めていくと、【税抜】と小さく表記されているのですが、ログインしてそのまま予約を進めると消費税が加算されて総額が表記されます。
このように「見た目」を安くして予約手続きを進んでいくと価格が高くなるのは消費税なら仕方がないのですが、安い順で検索した場合は「表示価格」と「総額」に気をつけましょう!
特に海外ホテルは【リゾートフィー】【リゾートチャージ】と言った名目で、チェックアウト時に宿泊費とは別で追加請求されることがあります。
ヨーロッパなどの都市部では【シティタックス】と呼ばれる宿泊税が宿泊費用以外にかかります。
- 宿泊ホテル
- ホテルランク
- 宿泊日数
などによってそれらの金額が異なるので、表示金額だけを鵜呑みにせず海外ホテル予約は細かいところまで目を通さないと、後で予想外の宿泊費を支払わなければならなうので要注意です!
現地通貨の日本円参考価格には要注意!
海外ホテルを予約する際に日本円で表記されていることが多いですが、それはあくまでも今日現在の為替レートによる表示であって必ずしも日本円での確定金額ではなく参考価格です。(即時決済の場合は除く)
海外ホテルの円建て表記は当てになりません。
要注意!海外ホテル予約サイト「agoda」は悪徳か⁉︎
「agoda」は宿泊掲載件数も多くじゃらん・楽天など日系ホテル予約サイトより安い場合がほとんどで「安いからここにしちゃおう!」ではいけません。
なぜならばagodaは独自レートが約10%高く設定されていて、予約時点で見た円建ての日本円参考価格は当てになりません。
agoda側の注意事項にも【為替は変動するため一定ではありません】と記載はあるし、私たち旅行者もそのぐらいはわかっていますが、為替って仮想通貨じゃないのですから大きな政治変化がなければそうそう急激な変動は少ないです。
Googleの米ドルチャートで過去1年を見ても大きな急変はありません。
平均して105円〜112円の間を変動しているのがここ最近の為替レートです。
なぜagodaが悪徳なのか⁉︎
agodaの【キャンセル料無料プラン】の場合、宿泊3日前にはagodaから自動的に予約時に入力したクレジットカードへ請求がかかる仕組みです。
「現地決済」を選ばない限り独自レートで計算された請求額がクレジットに請求されて思わぬ誤算になりかねます。
当初予約段階で把握していた日本円参考表示価格より、sgoda独自レートで請求され1万円近く多く支払わなければならないハメになりました。
こんな経験が過去にあり海外ホテル予約をする際は予約を抑え支払いは現地ホテルで行う【現地決済】が間違いありません。
現地宿泊ホテルでクレジットカード決済をすれば、あなたが利用したクレジットカード会社での為替レートで決済されるため法外な独自レートで決済されることはまずありません。
為替の変動で予約サイトで事前決済にするよりも、旅行時の方が為替が良くなっていたりとかもあります。
昔の経験なので参考になるような資料はありませんが、「アゴダ トラブル」などで検索すると同じような経験をされた方も結構いるようです。
海外ホテル予約サイト【現地決済】を勧める理由
為替によっては予約時よりお得に泊まれる場合もある
- 予約即時決済(予約日にクレジットカードへ請求される)
- チェックイン日orチェックアウト日に自動決済(あらかじめ登録しておいたクレカへ宿泊タイムングで請求される)
旅行予約サイトの事前決済は上記のような2つの決済パターンがあります。
予約時に決済される場合、旅行実施日とタイムラグがあり為替変動があります。
旅行実施日が予約決済時より日本円が円安になればお得ですが、逆も然りで旅行実施日が予約決済時より円高になっていたら損になります。
海外ホテル予約サイトなどの独自レートで決済されない
海外ホテル予約サイトの独自レートを含まずに、クレジットカード会社の為替手数料だけで済みます。
飛行機の遅延などで宿泊が遅れた場合に減額など交渉ができる
事前支払いの場合、飛行機の遅延等で到着が遅れた場合も課金されるため1泊分を後日返金してもらうなど対応が発生し手続きに長引く可能性もある。
現地払いにしていればホテルにきちんと遅延の理由を説明すれば宿泊費用を減額したり臨機応変に対応してもらえます。
チェックイン後の追加請求も分かりやすい
チェックイン後に追加ベッドやレイトチェックアウトなど宿泊費以外に追加したいサービスが発生することも少なくないです。
事前払いのものと追加請求がごっちゃになった請求書(レシート)だと海外旅行初心者には内容で分かりづらかったりします。
海外ホテル予約サイトおすすめ
海外ホテル予約サイトはBooking.comをおすすめします。
- ホテル取扱数が多い(確か世界一)
- サイトが使いやすい
- 基本は現地決済
- 予約手数料がかからない
- リピート制度あり
5回以上予約宿泊すると、さらに割引やアーリーチェクイン・レイトチェックアウトといった特典が付いてきます。
もちろんコッチ自身は今までトラブルもなく快適に利用してます。
最近は公式サイトからの直接予約の方が価格も安く確実なのですが、ロシア・ウラジオストク旅行ではロシア語がわからないのでBokking.comで予約手配済み。
海外ホテル予約サイト比較!まとめ
海外ホテル予約サイトはたくさんありますが、トラブルが起こった際の対応が手薄であったり、電話サービスがなく問い合わせがメールしかできないなどもあります。
そしてコッチ自身が経験したagodaのような独自レートによる決済で予想外に高い宿泊費を支払わされることにもなりかねませんので、安さだけでなく注意事項などしっかりと内容を確認し納得してから予約を完了しましょう!
未然に防ぎたいのなら現地決済できる予約サイトが結果的にはかしこい選択だと思います。