マイルライフトラベラーコッチ@mile_kocchiです。
日本から短いフライト時間で行ける香港は平均滞在日数が3泊4日ですが、コッチのように小さい子供がいて4日間も家を開けることができない方や、仕事がそんなに休めない！
そんな「時間に限りがある人」だからこそ、効率よく観光地を回り、宿泊するホテル選びも重要なポイントになります。
記事の前半は、実際にコッチが2泊3日で行った観光地を時系列で紹介し行程を組み立てる段階でホテル選びのポイントも詳しく説明しています。
「香港は何度も行ったことがあります！」そんな方はここで読み終えてください。この記事は初心者の方向けに書いている記事になります。
読み終える頃には2泊3日でも香港を満喫するイメージがつき、今すぐ香港に行きたくなりますよ！
香港女子旅♡弾丸2泊3日！モデルコースを一挙公開！
お互いに2児の母であり子供を旦那さんにお願いし、2泊3日という限られた日数で香港旅行に行きます。
- 食事にはそこまでこだわらない（それより観光したり写真撮ったりしたい）
- お酒は呑めないから夜遅くまで遊びたい
とにかく限りある時間の中で、いろんなところに行きたい！
せっかくの女子旅だからホテルでも快適に過ごしたい！と言うことで以下のように希望をピックアップしました。
- 立地 （梅雨時期なので駅から雨に濡れたくない）
- 眺望 （ヴィクトリアハーバーをホテルから眺めたい）
- プール（時間が許すならプールに入りながら夜景を楽しみたい）
- 部屋が綺麗（女子旅だからちょっとお値段高くても良い）
- 行程とホテルの位置関係（弾丸旅行だからできるだけ移動や時間ロスをなくしたい）
これらの条件を基にして香港の星の数ほどあるホテルから絞っていき以下の2ホテルに絞りました。
- 九龍半島ならインターコンチネンタル香港
- 香港島ならルネッサンス香港ハーバービューホテル
最終的に行きたい観光地をピックアップしていくと、2日目がほとんど香港島での観光であることが発覚し、香港島に宿泊する方が時間ロスがないと結論。
もし買い物などで荷物が増えてもホテルに寄ることもできる…そんな理由でルネッサンス香港ハーバービューホテルに決定。
弾丸旅行はある程度、行程を組み立ててからホテル選びをした方が効率がいいです。
5月31日（金）出発日
13:30 CX503便にて香港国際空港へ到着。
親友こまちの到着までの間に予約しておいたSIMカードを受取り到着を待つ。
こまち到着後、香港現地SIMカードの設定を行う。
KKdayで事前に予約しておいた現地SIMです。
事前予約購入2泊3日で1人728円と激安です。
ちなみにAmazonなどで日本国内でも現地SIMの事前購入は可能ですが、繋がりやすいと定評のSIMカードでもKKdayより2倍の値段がします。
香港空港はフリーWi-Fiが安定して使えるので、到着してすぐび香港空港で受け取るだけで半額でお得に利用ができます。
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14:10発のエアポートエクスプレスに乗車し香港駅へ向け出発。
こちらもKKdayで事前予約していたQRコードを自動改札機にかざすだけでOKです。
香港空港現地で購入するより安くなるので、KKdayで事前購入がオススメで便利です。
香港空港ー香港駅（往復）205香港ドル（2,800円ほど）→1,910円で約35%割引！
15:00に香港駅へ到着し、無料シャトルバスで宿泊先であるルネッサンス香港バーバービューホテルへ到着後チェックインしました。
香港駅からルネッサンス香港ハーバービューホテルへの乗車時間は5分程度でした。
チェックイン後に荷物を整えてさっそく散策へ。
17:00 MTR九龍駅下車し、エレメンツ園方広場にあるTEA WGにてアイスクリーム実食。
シングルコーン1個39香港ドル（540円）
シンガポールで有名なTEA TGですが、日本では食べることができないので可愛い店内を物色し甘いもので心も満たされます。
ここからは流しのタクシーで尖沙咀へ移動します。
18:00に尖沙咀周辺に到着しアベニューオブスターズなど散策。
ブルースリーの銅像で有名な場所で香港の定番スポットですね！
19:10 逸翠軒という点心専門店にて夕食をします。（オープントップバスツアー指定店だったため）
オープントップバスツアー指定のお店でしたが、小籠包がすごく美味しくて全体的に濃すぎない味付けが美味しかったです。
20:20 ネイザンロード・オープントップバスツアーへ参加
こちらもKKdayの事前予約購入ですと1人4,623円でした。
オープンバスはかなりスピードが出てジェットコースターに乗っているような感じで、個人的にはスリルがあって楽しかったです。
ただ看板の老朽化により、昔ほど道路にせり出す看板が少なく香港らしさがなくて残念だなと感じた部分もあります。
21:30 女人街・旺角でショッピング散策
オープンバスツアーの解散場所が女人街でした。
ホテルに戻りたい人は送迎をしてくれますが、女人街で買い物をしたい人は現地解散ができましたので女人街で買い物をしました。
女人街は路店販売なので買い物には必ず値段交渉をしましょう。
ほとんどのお店でディスカウントしてくれるので英語・日本語・ボディランゲージを駆使して交渉して香港を楽しみましょう！
23:00 ルネッサンス香港ハーバービューホテルへ帰宅。
6月1日（土）
10:30 エッグタルト老舗で有名な「泰昌餅家」へ。
ホテルからはMRTを利用し中環駅下車。流しのタクシーを利用してお店へ向かいエッグタルトを購入し、すぐ近くのカフェでコーヒーを買ってエッグタルトを食べました。
11:00 中環のランドマーク「大館」へ。
インスタ映えする広い館内を隈なく散策しました。
たまたま館内施設料金が無料の日だったようで、香港の歴史を学ぶ機会になりました。
12:30 ウォールアート巡りへ。
中環〜上環周辺に点在するウォールアートをバックに撮影しまくりました。
ウォールアートは何箇所もあるので全部制覇するのかメイン所をチョイスするかで時間配分が大きく変わるなと感じ、コッチたちは4箇所のウォールアートを巡りました。
13:45 上環駅から香港島をトラムで移動。
イギリスと香港でしか健在しないめずらしい2階建トラムに乗り、香港島のメインストリートを車窓から楽しみました。
乗車中は体の休憩と朝にコンビニで買っておいたパンを食べる（これが昼食）
14:50 トラム柏架山道駅着。
モンスターマンションへの入り口がわからず少し時間を取ってしまう。
15:30「モンスターマンション」へ
香港に来たなら絶対にこの目で見てみたかったモンスターマンションです！
香港特有の超高層マンションがうまい具合の形で乱立していて、本当にモンスター級な建物には圧巻でした。
そこで垣間見る香港の日常と観光客の温度差も感じましたよ（笑）
16:40 春秧街周辺散策へ
香港島の有名マーケットである「春秧街」界隈を散策しました。
モンスターマンションへ行く際に「北角行き」トラムに乗車し、春秧街をまずは車窓から眺めてのちにここを散策しました。
事故が起こらないのが不思議なぐらい、みんな平気でトラムが来ても横切ったりして乗っているコッチたちはハラハラドキドキ。
八百屋・肉屋・魚屋といった香港人の台所とも言える品数で、反対側は日用品・雑貨品から洋服まで販売し品数が多すぎて眩しすぎるぐらいでした（笑）
ここも路店販売なので値段交渉は必須です。
観光客と分かるとふっかけられる金額なので、妥当な値段を事前に知っておくのも旅の楽しみでもあります。
17:15 ミシュラン1つ星「添好運」北角店にて夕食へ。
香港でミシュラン一つ星に輝く香港点心専門店。庶民的な料金で一流の味を楽しむことができ、また世界一安いミシュラン獲得店としても超有名なお店です。
北角店も中環店とメニューが同じなので、空いていると噂の北角店へ行きました。
大人気のエビ餃子はプリップリでめっちゃ美味しいです！
その他こまちと2人で4品ほど食べましたが合計で1,500円ほどで「世界一安いミシュラン獲得店！」は納得でした！
19:00 香港レトロスターバックスへ。
MTRで中環駅へ移動し、通称「レトロスタバ」と言われるスターバックスダデルストリート店へ。
50年代〜70年代にかけての香港の喫茶店「冰室(ピンサッ)」を再現していてる店内。
レトロなポスターやメニューが貼られていたり、時代をタイムスリップしたかのような雰囲気です。
香港市内のそこら中にスターバックスはありますが、香港の昔を感じられる「レトロスタバへ」へ訪れてみてください。
住所：香港中環都爹利街13號樂成行地庫中層
営業時間
月曜から木曜：7：00～21：00
金曜：7：00～22：00
土曜：8：00～22：00
日曜：9：00～20：00
20:00 シンフォニーオブライツ鑑賞へ。
九龍半島からヴィクトリアハーバーを挟み香港島のビル群が音楽に合わせて織りなす光のショーが、有名なシンフォニーオブライツです。
早くから場所取りを行う方もいるほど日本でいう花火大会のようなお祭り騒ぎで大混雑します。
ですが、せっかく香港に来たのならこれは絶対みておきたいショーです。
21:30 ホテルへ着後ホテルレストランで食事
1日朝から歩き疲れてガッツリした食事をしていなかったので「お肉がでも食べたいね」ってことでホテルのレストランを利用しました。
4,500円ぐらいのステーキがマリオットアメックスプレミアムカードの割引適用されて3,600円とお得に食べました。
6月2日（日）
ホテルをチェックアウトしスーツケースはフロントに預けて、ホテルからすこし距離のある黄山仙へ移動。
9:30 香港パワースポット「黄山仙」へ到着し参拝＆占いを体験しました。
香港で最も有名な道教のお寺のひとつ「黄山仙」は、寺院が修繕中ということもあり撮影できる箇所が限られていましたが、早朝にもかかわらず駅から人がたくさん流れてきます。
熱心に参拝する様子は、日本人との宗教に対する価値観の違いを感じました。
そして黄山仙ではよく当たる占い師が多いのも有名です。
が、参拝当日は日曜日ということもあってか、ほとんどのお店が閉店ガラガラ状態（泣）
そんな中【日本語】と書かれた看板に目が行き、お母さんのような雰囲気の先生に占ってもらいました！
「あなたは、50歳で仕事はリタイアします！」
生涯現役で活躍したいコッチには嬉しいような悲しいような…50歳をすぎたらまたこの先生に占ってもらうために再訪しようと思います。
11:00 湾仔の利東街（レイトンアベニュー）散策へ。
MTRで湾仔へ戻り、湾仔のニュースポット「利東街」を散策しました。
湾仔には大きなショッピングモールがあるわけでもないですが、古い建物が立ち並び古き良き香港が残っている地域です。
そんな周りの景色とはうって変わっていきなり現われるおしゃれなストリートが利東街（レイトンアベニュー）で、ランタンや提灯などの演出で現在はインスタ映えスポットとしても人気を高めています。
利東街からホテル（ルネッサンスハーバービューホテル）へは、徒歩で15分程度で到着しました。
11:30 ホテルに到着しスーツケースを受け取り、帰国へ向けてシャトルバスに乗車。
行きとは異なり5箇所ほど他のホテルに立ち寄るので、行きは5分程度で着きましたが、ルネッサンスハーバービューホテルから香港駅までは約30分ほど時間を要しました。
ルネッサンスハーバービューホテルから香港駅へはタクシーなら5分程度なので、急ぎの方は無料シャトルバスではなくタクシーがGOOD!
12:30 香港駅からエクスプレスで香港国際空港へ向け出発。
KKdayで事前に往復購入したQRコードを改札機にかざすだけでかんたんに通過できます。
事前往復購入しているため、行き帰り同じQRコードです。
13:00 キャセイパシフィックカウンターにてチェックイン＆出国手続き
JALグローバル会員のためキャセイパシフィック航空ビジネスクラスチェックインカウンターで、スイスイとチェックインできました。
JALグローバル会員の受託荷物のキロ数が20kg→40kgまで無料増量するので、たくさんお土産買っても大丈夫でした。
香港女子旅・弾丸2泊3日の旅行費用を一挙公開します
ルネッサンス香港ハーバービューホテル2泊3日 1人26,592円。
香港エアポートエクスプレス（空港⇆香港駅往復） 1人1,910円。
香港現地SIMカード8日まで8GB対応 1人728円。
オープントップバスツアー（小籠包夕食付き）1人4,623円。
| 添好運 | 750円 |
| ホテルでのステーキ | 3,600円 |
| 子供2人へおもちゃ | 2,500円 |
| 自分へのご褒美 | 9,000円 |
| お土産 | 6,000円 |
| 夕食を除く飲食代その他諸々 | 5,000円 |
| 2泊3日の合計 | 60,703円 |
- 朝食はホテルで食べた
- 昼食は食べ歩き
時間に限りがあり食べることよりも観光することを優先にした結果、食事代がほとんど必要ありませんでした。
JALマイルを使って香港への飛行機代が0円！
JALマイルを貯めることで飛行機が無料で乗れます！とたくさんの記事で書いていますが、今回も0円で香港への往復航空券を予約しました。
かんたんに言うと、JALマイルをお金に変えて航空券の支払いに全額充てました。
香港往復航空券（税金等含む）57,290円
じゃらんで同じ内容をお金を払って行く場合はいくらかかるのか調べてみました。
（金曜日出発キャセイパシフィック同一時間発着で同一ホテルに宿泊の場合）
航空券+ホテルだけで、62,981円かかります。
コッチの場合は、ツアー・現地SIMカード・交通費・食事・お土産全部込み込みで60,000円ほどです。
マイルを貯めるだけでこんなにもお得にいけ、宿泊したホテルや航空会社のグレードは下げておらず何ならホテルの部屋はアップグレードされて予約したときよりアップグレードされています。
LCCでもなけりゃ、安いホテルでもない！
香港女子旅・弾丸2泊3日！効率よく観光する5つのポイント
2泊3日という限られた時間の中でも効率よく観光できたポイントは以下の通りです。
- Googleマップをフル活用
- 効率よく動けるよう事前に行程をある程度組み立てていた
- タクシーも上手に利用
- ホテル選びは重要！
- 夕飯の混み具合が時間ロスにつながることも！
土地勘のない場所で「あーだこーだ」騒いでも仕方がないので使えるモノは使い、行きたい場所・やりたいことはできるだけやろうというスタンスで行きました。
「時間に限りがある旅行」は、ちょっとした時間ロスがあとから行程を狂わす可能性もあるので、観光中も時間は楽しみながらも気にしておきましょう！
